項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | HDACアイソザイム選択的阻害を基盤としたクローン病治療薬の開発 | |
研究代表者名 | 長谷耕二 | |
研究代表者の所属機関名 | 慶應義塾大学 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | クローン病 | |
研究のフェーズ | シーズ探索研究 | |
研究概要 | 主要な炎症性腸疾患であるクローン病は、原因不明の希少難治性疾患である。狭窄、膿瘍などの合併症を伴う重症化の際には、外科的手術により腸管の摘出が行われ、患者のQOLは著しく損なわれる。現時点では完治させる内科的治療法は存在せず、寛解導入と維持を目的に投薬が行われる。しかし、既存治療が無効な場合や長期投与による副作用が問題となることから、新たな作用機序を持った薬剤の開発が強く求められている。 ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC1?11)は種々の遺伝子発現調節を介して、発生、免疫、代謝などに広範に関わっている。これまでに申請グループでは、HDAC6阻害によって、制御性T(Treg)細胞による免疫抑制機能が高まるとの知見を得ている。そこで、本研究では、クローン病の病態モデルにおいて、新規HDAC6選択的阻害剤の有効性を検証し、そのメカニズムを解明することで、非臨床POCおよび非臨床POMを取得する。さらにこれらの化合物の構造展開により、より薬効と薬物動態に優れ、かつ安全性の高い創薬シーズを同定する。 | |
レジストリ情報 | ||
なし | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
なし | ||
検査受け入れ情報 | ||
なし | ||
担当者連絡先 | ||
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