項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患政策研究事業 | |
研究課題名 | 間質性膀胱炎の患者登録と診療ガイドラインに関する研究 | |
研究代表者名 | 本間之夫 | |
研究代表者の所属機関名 | 東京大学 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | 間質性膀胱炎 | |
研究のフェーズ | 疫学研究 | |
研究概要 | 対象疾患:間質性膀胱炎(IC) 研究の目的:膀胱痛、膀胱不快感、頻尿などの症状を呈する原因不明の疾患で、ハンナ病変を有するハンナ型間質性膀胱炎が指定難病である。本疾患のガイドラインは我が国のものを含めて複数あるが、診断基準や分類基準が異なり、高い推奨度を有する治療法もない。不明確なハンナ病変の診断法、重症度基準、診療・治療の実態を明らかにするとともに、病態の解明に基づく画期的な治療の開発が必要である。今回の研究では、間質性膀胱炎患者のデータベース登録をし、それを解析して上記の不明点を明らかにし、診療ガイドラインの確立をすることを目的とする。 研究方法:患者レジストリに登録されたデータを用いて解析を行う。更に、それらの解析結果を踏まえつつ、診療ガイドラインの改訂および診断基準および重症度基準の妥当性を評価し、最終的に診断基準や重症度基準の改訂が必要かどうかの検討を行う。 期待される成果: 研究により得られた成果の今後の活用・提供: 構築されたデータベースに北海道から九州までの日本全国体制で患者登録を行い、これを活用することによって本邦における間質性膀胱炎の診療・治療の実態を明らかにし、重要な臨床的課題であるハンナ病変の診断方法、重症度基準を確立することが可能になる。 また、今後もレジストリへの登録症例数を蓄積することで、ビッグデータを用いた詳細な解析が可能となることが期待される。これにより病態を明らかにすることで画期的な治療の開発が可能となることが期待される。また、厚生労働行政においては、難病の指定条件の妥当性や基準の明確化を図ることができ、より適正な施策が可能となる。 | |
レジストリ情報 | ||
対象疾患/指定難病告示番号 | 226 | |
目標症例数 | ||
登録済み症例数 | 550 例 | |
研究実施期間 | 2017年1月~継続中 | |
レジストリ名 | ||
レジストリの目的 | 自然歴調査;患者数や患者分布の把握;疫学研究 | |
調査項目 | 患者背景、診断名、家族歴、自覚症状の程度、尿検査所見、膀胱鏡所見、手術所見、1年毎の臨床経過 | |
第三者機関からの二次利用申請可否 | 不可 | |
レジストリの企業利用について | 企業が利用することについては、患者の同意を取得していない | |
二次利用申請を受けた場合の対応方法 | ||
レジストリURL | https://icr.accelight.jp/ | |
バイオレポジトリ情報 | ||
なし | ||
担当者連絡先 | ||
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