項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | 水疱性類天疱瘡の発症機序の解明と発症リスク因子の同定 | |
研究代表者名 | 氏家英之 | |
研究代表者の所属機関名 | 国立大学法人北海道大学 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | 類天疱瘡 | |
研究のフェーズ | 病態解明研究 | |
研究概要 | 水疱性類天疱瘡(BP)は、類天疱瘡抗原に対する自己抗体によって全身に水疱や紅斑が生じる自己免疫性表皮下水疱症である。本症は高齢者に好発し、高齢社会の進行により患者数が増加している。近年、薬剤投与(DPP-4阻害薬や免疫チェックポイント阻害薬)に伴って生じる症例も急増しており社会的に問題となっている。本研究の目的は、「加齢」と「薬剤誘発性」の2点に着目してBPの発症機序を解明するとともに、発症リスク因子を同定することである。そこで本研究課題では、①加齢に着目した免疫寛容破綻機序の解明、②DPP-4阻害薬誘発性BPの発症機序と発症リスク因子の解明、③抗PD-1抗体誘発性BPの発症機序と発症リスク因子の解明の3項目の研究を実施する。具体的には高齢マウスの皮膚自己抗体の抗原同定とリンパ球の解析、BP患者の遺伝的背景の解明、およびBPにおける中枢性免疫寛容の解析を行う。これらの研究により、BPの発症誘因および発症機序の解明や、発症リスク因子の同定、新規治療法の開発が期待される。 | |
レジストリ情報 | ||
なし | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
生体試料の種類 | DNA | |
収集サンプル数 | 110 | |
生体試料の登録例数 | 110 | |
DNA登録例数 | 110 | |
全ゲノム解析済み症例数 | 0 | |
全エキソーム解析済み症例数 | 0 | |
外部バンクへの寄託 | ||
外部からの使用申請の受け入れ可否 | 不可 | |
外部からの使用申請への対応 | ||
担当者連絡先 | ||
北海道大学大学院医学研究院皮膚科学教室 氏家英之 h-ujiie●med.hokudai.ac.jp |
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