項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | 母体垂直伝播から捉える超早期発症型炎症性腸疾患の病態形成機序 | |
研究代表者名 | 北本 宗子 | |
研究代表者の所属機関名 | 大阪大学 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | 超早期発症型炎症性腸疾患 | |
研究のフェーズ | 病態解明研究 | |
難病プラットフォームとの連携の有無 | なし | |
研究概要 | 本研究で対象とする超早期発症型炎症性腸疾患(VEO-IBD)は、難治性の小児疾患で1年間の新規患者数は10万人に4人程度の希少な消化器疾患である。本疾患は、治療抵抗性を示す上、成人IBDと比べ短期間で重症化することからも成人IBDと同じ治療法ではなくVEO-IBD特異的な治療法の確立が求められている。しかしながら、当該疾患の病態形成機序の全容解明には程遠い。我々はこれまでの知見から、1) 母体由来のIBDリスク因子が子へ伝播し、子の腸内細菌叢撹乱を誘発する可能性、及び2)それら撹乱された腸内細菌叢が、その後のVEO-IBDの病態形成に寄与している可能性を示唆している。我々は近年IBDリスク因子に暴露された母マウスから産まれた仔は腸炎感受性が高いことを見出し、VEO-IBDの病態を模したマウスモデルの作製に成功している。そこで本研究では申請者らが作製したVEO-IBDマウスモデルを用いてVEO-IBDの病態形成機序の解明を目指す。 | |
レジストリ情報 | ||
なし | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
なし | ||
担当者連絡先 | ||
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