項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | 多発性硬化症の治療選択バイオマーカーの確立 | |
研究代表者名 | 中辻祐司 | |
研究代表者の所属機関名 | 国立大学法人富山大学附属病院 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | 多発性硬化症 | |
研究のフェーズ | エビデンス創出研究;バイオマーカー・診断薬の開発研究 | |
研究概要 | 多発性硬化症(MS)の疾患修飾薬の選択肢が年々増え、本邦でもインターフェロンβ(IFNβ)、フィンゴリモド(FTY)、ナタリズマブ、グラチラマー酢酸塩(GA)フマル酸ジメチル(DMF)が使用可能となった。2017年のガイドラインにおける治療薬の選択に関しては、長期安全性と有効性の観点から、ベースライン薬(IFNβとGA)で開始し、治療効果を判定後不十分な場合には、ベースライン薬の中での切り替えや、FTY、ナタリズマブなどより高い治療効果が期待できる薬へ段階的に切り替えるエスカレーションテラピーが基本とされている。我々は、これまで免疫セマフォリンSema4Aにバイオマーカーとして着目し、血清Sema4A高値例が低値例と比較してインターフェロン抵抗性を示すこと、高値例に重症例が多いことを明らかにしてきた。MSにおけるSema4A測定は、治療反応予測マーカーとして臨床活用できる可能性があるが、広く治療選択に使用するためには、Sema4A高値例のIFNβ以外の治療薬への反応性の評価がまだ確認されていない。本研究では、GA、DMF及びFTYを使用しているMS患者の血清Sema4A測定を行って、高値例と低値例のこれら疾患修飾薬に対する効果を比較することにより、血清Sema4Aを治療選択バイオマーカーとして確立する。 | |
レジストリ情報 | ||
なし | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
なし | ||
検査受け入れ情報 | ||
なし | ||
担当者連絡先 | ||
富山大学附属病院 中辻祐司 nakatsuj●med.u-toyama.ac.jp |
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