項目 | 内容 | |
---|---|---|
事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | ネフローゼ症候群の新規診断法の確立 | |
研究代表者名 | 丸山彰一 | |
研究代表者の所属機関名 | 名古屋大学大学院医学系研究科腎臓内科 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | ネフローゼ症候群 | |
研究のフェーズ | バイオマーカー・診断薬の開発研究 | |
研究概要 | 【対象疾患】 ネフローゼ症候群は大量の蛋白尿と低アルブミン血症を呈する腎疾患群である。浮腫・体液貯留により著しくQOLを損なうほか、腎機能障害が進行すると透析導入に至る極めて重篤な疾患である。ネフローゼ症候群について、明確な病態解明はされておらず、診断や病勢判断は侵襲的検査である腎生検に頼らざるを得ない。また、腎生検は繰り返し施行することが困難であり、疾患活動性をモニタリングすることには役立たない。このため不十分な治療で腎不全に進展する症例や、過剰な免疫抑制治療により合併症を生じる症例が少なからず存在する。以上の理由から、腎生検に代わるネフローゼ症候群の新規検査法の確立が望まれる。 【研究の目的】 全国規模の疾患登録と検体収集に基づき、ネフローゼ症候群の新規検査法(診断・病勢評価)を確立することを目的とする。 【期待される効果・将来展望】 本研究により、ネフローゼ症候群の非侵襲的検査法の確立が期待される。本研究成果は、ネフローゼ症候群診療ガイドライン改訂に寄与する新たなエビデンスとなり、有用性が確認されたバイオマーカーの保険収載につながる。本研究はネフローゼ症候群の診断の適正化・治療の最適化を達成することで、透析患者数の減少・患者QOLの向上・医療費低減に貢献する。さらに、この研究結果はネフローゼ症候群の病態解明・新規創薬につながる可能性がある。 | |
レジストリ情報 | ||
対象疾患/指定難病告示番号 | 一次性ネフローゼ症候群/222 | |
目標症例数 | ||
登録済み症例数 | ||
研究実施期間 | ||
レジストリ名 | ||
レジストリの目的 | バイオマーカーの探索 | |
調査項目 | ||
第三者機関からの二次利用申請可否 | 不可 | |
二次利用申請を受けた場合の対応方法 | ||
レジストリURL | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
生体試料の種類 | 血漿・血清;尿 | |
収集サンプル数 | ||
外部バンクへの寄託 | ||
外部からの使用申請の受け入れ可否 | 不可 | |
外部からの使用申請への対応 | ||
検査受け入れ情報 | ||
なし | ||
担当者連絡先 | ||
※メールアドレスが掲載されている場合は、「●」を「@」に置き換えてください。