難病プラットフォームでは、難治性疾患研究事業の研究課題に対して「研究課題調査」としてアンケート調査を実施しています。公開可能な情報については、当HPに随時情報をアップロードしています(レジストリ・バイオレポジトリ一覧)。調査結果では、多くの研究班で企業との連携に関するニーズがあることがわかりました。
また、難病研究班(以下、「研究班」)が所有する基礎研究の成果物や患者情報(臨床情報、ゲノム・オミックス情報等)といったシーズへの企業側からのアクセス希望というニーズも高まりを示しています。また、臨床治験における対照群や製造販売後調査等における患者レジストリの活用がすすめられており、企業と研究班の連携の重要性がさらに認識されてきています。
難病プラットフォームでは、難病プラットフォームと連携する研究班と製薬企業との間でのシーズ・ニーズマッチングとして、「企業マッチング」を開始しており、産学連携の共同研究促進の「場」を提供しています。
企業マッチングの流れ
- 利用希望者が難病プラットフォームの担当窓口へ申し込み(matching@raddarj.org)
- 利用希望者と難病プラットフォーム側で個別相談を実施
- 利用希望者のニーズをもとに対象企業もしくは研究班の絞り込みを実施
- 難病プラットフォーム側から対象企業もしくは研究班へ打診
- 利用希望者、対象企業もしくは研究班、難病プラットフォームの3者で個別面談を実施
- 利用希望者と対象企業もしくは研究班で希望に応じて共同研究等にむけて協議継続
企業マッチングの対象
- 創薬等におけるシーズや評価系
- 患者レジストリ
- ゲノム情報
- バイオレポジトリ
- その他研究班が保有する成果物
お問い合わせ方法
企業マッチングご希望の際には、matching@raddarj.org の企業マッチング事務局までお問い合わせください。