項目 | 内容 | |
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事業名 | 難治性疾患実用化研究事業 | |
研究課題名 | 腸管を支配する自律神経のコンパートメント化による抑制的神経免疫連関に寄与する神経細胞と免疫細胞の特定と新規炎症性腸疾患治療法の開発 | |
研究代表者名 | 三上洋平 | |
研究代表者の所属機関名 | 慶應義塾大学 | |
研究対象疾患名(または疾患領域) | 炎症性腸疾患 | |
研究のフェーズ | 病態解明研究;シーズ探索研究 | |
難病プラットフォームとの連携の有無 | なし | |
研究概要 | 【研究の背景・必要性】 原因不明の免疫難病である炎症性腸疾患の病態機序解明と、分子機序に基づく治療法の確立は喫緊の課題とされる。近年、自律神経が局所免疫を制御し炎症性病態の形成に極めて重要であることが示された。脳にも匹敵するほど神経系が発達する腸管も例外でなく、神経系によって高度な免疫制御を受けている。腸管神経系による免疫制御機構の破綻が腸炎病態の増悪に繋がることから、何らかの方法で末梢神経を刺激し、病態を制御する試みがなされている。しかし、複雑な神経回路ゆえに、まだまだ実用化に向けては克服すべき課題が残っている。 【目的・ねらい】 腸炎病態を制御する自律神経回路を特定する。さらに特定した神経回路を選択的に刺激・活性化させて、腸炎病態のコントロールを目指す。 【本研究で実施する計画】 ・我々の得意とする超選択的神経切離術を用いて、自律神経を支配領域や機能ごとにコンパートメント化する ・コンパートメントごとの機能解析から、自律神経と免疫細胞の相互作用を解析 ・オプトジェネティクス、ケモジェネティクス、神経遮断・刺激による新たな腸管免疫制御方法の開発 | |
レジストリ情報 | ||
なし | ||
バイオレポジトリ情報 | ||
なし | ||
担当者連絡先 | ||
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